街を歩いている時やネットなどで見かける“ノベルティ”という言葉。
聞いたことや見た事はあるけれど、実際の意味を聞かれるとよくわからないという方も多いですよね。
でもちょっと今更人に聞きにくい。そこで、その“ノベルティ”という言葉について、調べてみました。
ノベルティの原義
ノベルティ（novelty item）とは“珍しい事象や物”となっています。
ですが近年では、“企業が自社や商品の宣伝を目的として、それらの名称を入れて無料配布する記念品”として使われています。
つまり、会社名等が入った記念品、という事ですね。
また、プレミアムグッズ（景品）とは区別されるそうです。
ノベルティはどんな時に使うのか？
景品広告、実用品広告、スペシャリティ広告と呼ばれる事もあるノベルティ。これは、ボールペンやストラップなどに社名を入れ、企業や商品の知名度やイメージを高め、集客という面にも効果があります。
色々な企業が集まるイベントや、○○フェアというようなところに行くと、ボールペンやメモ帳、ストラップ、ティッシュ、飴など種類はや配布方法は多様ですが（ただ配っていたり、ゲームに参加することで貰えたり）、それぞれの社名の入ったグッズをもらうことができます。
企業からしてみれば、チラシを配るより日常で使えるものに社名を入れておけば、それを使うたびに社名が目に入り、更には近くにいる他の人の目にも入り、社名を印象づけ、身近に感じてもらうことができるので、良い宣伝ツールになるのです。それがノベルティです。
プレミアムグッズとノベルティグッズ
さて、ノベルティとプレミアムは区別される、と書きましたがノベルティの中には0から商品開発をするものもあります。
生産数が少なく限定品であるものも多いため、一部の愛好家にはコレクターズアイテムとして人気を博していたりします。
もともと商品としては供給されないためにプレミアム（特別な価値）がつくこともあるそうです。
景品としての”プレミアム”ではなくとも、希少価値が付き、中古市場ではプレミアム価格がついて売買されている例もあります。
しかし、高値が付くために偽物も出回っているそうです。中でもブランド品のノベルティの中古販売には注意が必要です。生産数が少なく限定であるがゆえに本物と偽物の判別が難しいものもあるからです。
企業も日々試行錯誤。ノベルティについても趣向を凝らし努力をしていますので、貰えるほうはうれしいですね。
「ノベルティ」としながらショップで販売しているケースもあるので、販促品としての記念品という当初の意味より広い意味合いになってきているかもしれません。