ノベルティを制作するときのコツ

会社の販促品として制作されるノベルティ。

特に、展示場やイベントでの販促物として配られるノベルティですが、いくつかのポイントを押さえておくことで、そのコストパフォーマンスを上げることができます。

今回は、そんなノベルティ制作のコツをご紹介します。

どんなシーンに使ってもらうのかをイメージする

まず大切なことは、ノベルティを使うユーザーがどんな人で、どんなシーンでそのノベルティを使うのかをイメージすることです。

ノベルティをユーザーのニーズに合わせることで、ユーザーにより使ってもらうことができ、PRの頻度も増えます。また、せっかくの販促物ですからユーザーがノベルティを使う時には自社のことを思い出してもらえるようにしましょう。

例えば、食品メーカーであれば、買い物のときに自社のことを思い出してもらえるようにノベルティとしてエコバッグを作るなどの取り組みが有効です。

「話題にできないか」を考えてみる

近年はインターネットが発達し、SNSでの情報拡散なども見られます。

アイテムそのものの魅力があれば、以前は「口コミ」と呼ばれていた現象が今やインターネットの力を借りて誰もが手軽にできるようになっています。

しかも無料で。これは必ずしも高額なノベルティを作ることを意味しません。例えば、数年前に流行した「コップのフチ子さん」。

これは、コップのふちに座らせることのできる小さなOLの人形ですが、そのかわいらしさから、日本中でブームになりました。

アイデア一つで、自社のノベルティをSNSなどでの拡散させることも夢ではありません。

また、どうしてもアイデアが見つからなければ、有名な作品とコラボレーションをすることも有効な手段の一つです。

特に熱烈なファンのいる作品とコラボレーションができれば、そのファンの中でプレミアムが付くことも珍しくはありません。

コンタクト方法を書いておく

ノベルティグッズは主に自社のイメージをユーザーに定着させるために配布されます。

「イメージが定着すればよい」とデザインだけを重視して自社の電話番号やウェブサイトの紹介などを載せていないアイテムもありますが、これはとてももったいないことです。

キーホルダーやハンドタオルなどの小さなアイテムでは難しいかもしれませんが、ノートやエコバッグなど、ある程度の大きさがあるものにはできるだけコンタクト方法を載せておきましょう。

さらに、ノベルティ専用の連絡先を記載すればノベルティの効果測定をすることもできるのでお勧めです。