この３～４年オリジナルパーカーが人気です。グーグルトレンドによれば、2013年の8月ごろから爆発的にニーズが高まり、その後ブームを迎えた後も徐々にニーズが高まっていることが分かります。
特に毎年９月から２月にかけて毎年高い人気を誇っており、オリジナルパーカーはこれからも冬の定番となっていくことが予想されます。
オリジナルパーカーの人気の秘密は何といってもそのデザイン性の高さです。
オリジナルＴシャツと同様に、クラブやサークルのユニフォーム、会社でのスタッフユニフォームとしても使えますが、既製品とは違いこれらのパーカーを自分の好きなデザインにできることは大きな魅力があります。
しかし、実際にパーカーを作ろうと思っても、なかなか難しいのがそのデザインです。今回はそんなデザインの流れをご紹介します。
コンセプトを書き出す
デザインをする上で重要なのが、このパーカーの使い方です。
イベントで一時的に使うものなのか、それとも会社のユニフォームとして長期的に使うものなのかによっても変わってきますが、まずはそのパーカーを使うシーンのコンセプトを書き出してみましょう。
コンセプトは一つに絞る必要はありません。初めの段階では思いつくだけのコンセプトを出して、その後絞り込んでいくほうが良いでしょう。
要素を探す
コンセプトを書き出した後は、そのコンセプトのデザイン例を探してみましょう。
私のおすすめはグーグルの画像検索です。例えば、「花」がコンセプトであれば、「パーカー 花」と検索をすれば、たくさんのデザイン例が出てきます。
この中であなたのイメージに合ったデザインをいくつかピックアップしましょう。
ポイントは、パーカーを作る時でも、ほかの洋服を参考にすることです、例えば、花柄のコートやＴシャツなどを参考にすることで、新しいデザインコンセプトを思いつくことができます。
また、「花」がコンセプトであれば、「花」というキーワードだけで検索をして、あなたのイメージに合った花をいくつかピックアップしておきましょう。
要素を組み合わせる
あなたのお気に入りの要素が見つかったら、次の作業はいくつかのデザインを「切り貼り」して、オリジナルのデザインのベースを作ることです。
こういう色合いがいい、このマークは取り入れたい、パーカーはジップアップがいい…。など、先ほどピックアップしたあなたのお気に入りの要素を組み合わせて、オリジナルデザインを作っていきます。
もちろん、もととなったデザインをそのまま使ってしまうのはＮＧです。既存の要素を参考にすることで、よりスピーディにあなたの望んだデザインを作り出すことができるでしょう。