企画営業の志望動機

今、新卒者の間で企画営業を志望する人が増えてきています。一時期は大変な仕事の代名詞であった企画営業ですが、最近では、社会の変化の伴い企画営業の魅力が見直されてきています。

今回は、企画営業を取り巻く環境がどのように変化したのか、また、求職者がなぜ企画営業を志望するようになったのかを紐解いてみましょう。

企画営業とはどんな仕事か?

営業には主に2つの種類があります。1つがルート営業でもう一つが企画営業です。ルート営業は、あらかじめ決められた営業先を回ることで、安定的に仕事をいただくお仕事になります。

一方、企画営業とは、お客様に新しいプロジェクトを提案するところからスタートします。市場ニーズをとらえお客様のサービスと自社のサービスをマッチングさせた企画(プロジェクト)を通して、自社サービスを販売する営業スタイルが企画営業の本質です。

企画営業がやりやすくなった

企画営業を取り巻く環境の変化として最大のものがパソコンとインターネットの普及でしょう。今の20代の人々にはわからないかもしれませんが、インターネットのない時代はプロジェクトを構築するための情報収集を行うことすらもかなり難しい作業であり、専門の調査部署がある会社も珍しくありませんでした。

また、プレゼンテーションの作成も今のように個人で出来るものではなく、こちらも専門の部署にお任せしていました。しかし、パソコンやインターネットが普及した現代、これらの作業は一人の営業マンで全てこなすことができます。このように、一昔前に比べて企画営業は格段にやりやすくなったのです。

企画営業は力がつく。

企画営業を志望する最大の魅力は、企画営業をすることで社会生活を送るうえで必要な様々な能力を身に着けることができることです。

先ほど上げた調査能力、プレゼンテーション能力だけではありません。人と人とをつなげるコミュニケーション能力、プロジェクトを遂行するための、スケジューリング能力・予算管理能力・リスク管理能力など、様々な力をつけることができます。

環境の激しい現代社会では、これらの力を身に着けることができるのは大変な魅力になるでしょう。

企画営業は「やりがい」がある。

さらに、企画営業を志望する理由の一つとしては、「やりがい」があげられます。企画営業では、自らが考えたプロジェクトを綿密に調査・分析し、事業予測を立て、お客様にプレゼンテーションします。

お客様が自分の考えたプロジェクトを採用してくださったときの喜びは他には代えられないでしょう。様々な仕事がある中でも、最もやりがいのある仕事、それが企画営業であるといえるでしょう。