「日本電子専門学校 グラフィックデザイン科」の一年生の進級制作課題の産学連携授業に、PALUCのデザインルームがお手伝いさせて頂く事となりました。
弊社としても、初めての事に戸惑いながらもチームとして、デザインを学び始めた1年生の生徒の皆さんに「考える力」そして「考えたことを表現する力」そして、プレゼンテーションを通して「伝える力」のタネを植えつけられればと思います。
点と点が繋がり一本の線となる過程を「楽しみながら」「悩みながら」一緒に頑張って頂ければと思います。
PALUCは一般的なデザイン会社ではなく、「モノづくり」の企画・提案・製作を行なっています。PALUCらしく「モノづくり」につながった課題のオリエンテーションをしてきました。
さて、我々PALUCチームが今回生徒の皆さんに出した課題は、
「架空のアイドルのグッズデザインと提案」
日本のひとつの文化として知られるようになった「ジャパニーズカルチャー」を
絡めた新たなアイドルグループの「コンセプト」「ヴィジュアル」を設定し、アイドルを売り出すためのグッズを制作する。
制作物は、
- 架空アイドルのコンセプトとヴィジュアルの設定
- グッズ企画・デザイン
- 我々を仮のクライアントと想定して提案書の製作
架空のアイドルを考える事が一番大変だと思いますが、固定概念を捨てて、自由な発想で出てきたアイデアの土台さえしっかりしてしまえば、いろいろなアイデアが生まれ、その土台の上に生まれたアイデアを積み重ねていけば自然とコンセプトにマッチしたモノが出来上がると思っていますし、生徒のみなさんでもできると信じています。
オリエン後の質疑応答ではとても鋭い質問もあり、ここで答えてしまうと発想の幅を狭めてしまうのではないか?、私の発した一言で「こう言っていたからこれはやらなきゃ」「これは言っていた内容に近いから、やめよう」とならないように答えるのがとても大変でした。
結局は答えすぎて多くのヒントを残してきてしまったのでは?とも思いますが、それ以上に「いい意味で」期待を裏切ってくれると信じております。
オリエン終了後すぐに、進級制作の発表の日までの半年の間我々の課題を行っていくメンバーも決定したようで、今後がとても楽しみになってまいりました。
我々PALUCのメンバーも産学連携授業に関しては同じ一年生ですので、生徒の皆さんと共に、植えたタネから芽を出し、大きく成長していければと思います。
試行錯誤して枝分かれしていくアイデアも、進級制作の発表の時には、枝分かれしたその先にカラフルな花が咲いているのではないでしょうか?