QRコードとの違いについて
ARと混同されがちなもののひとつがQRコードです。
どちらもスマートフォンなどのカメラで読み込むことで、特定の情報を受け取れるという点で使用感も非常に似ています。
さらに言ってしまえば、QRコードの機能と全く同じことがARでもできてしまいます。
ではARとQRコードの違いとはなんでしょうか?
ARはQRコードの進化版??
そう言えないこともありませんが、実はこの2つは主たる目的が違います。
QRコードの主な目的
→ 指定のURLを読み取らせ、ブラウザからwebサイトへ誘導
ARの主な目的
→ 様々なコンテンツにアプリ経由で直接アクセス
なぜこのような違いがあるのかは、機能の差を見れば分かりやすいかと思います。
QRコードの機能
・一つのQRコードにつき、1つの文字情報のみを設定可
・読み取れる情報の変更は不可
◎ARの機能
・一つのARマーカーにつき、複数のコンテンツ情報を設定可
・読み取れる情報の変更・更新が可能
要するにどういうことかを(語弊を恐れずに)まとめると……、
QRコードとは決まった部屋への特定のドアであるのに対し、ARは世界中のどの部屋にもつなげることのできる『どこで〇ドア』のようなものなのです。