コラム │ よりよいモノづくりのための試験器機導入

コラム品質

弊社ではお客様に安心で安全な商品をお届けするために品質基準(パルックスタンダード)の設定、自社での自主検査を推進しております。

試験器機には大掛かりな設備や専門的な技術が必要な機器もありますが、弊社では比較的取扱いやすく、需要の高い器機を導入しました。

 

・デジタルフォースゲージ

・膜厚計

・強度計(ゴム/プラスック)など

 

検査対象は工場実績サンプル、試作品、量産品で第三者検査機関に依頼する場合もありますが自社試験の特徴は工程ごとに迅速な品質確認が出来るので品質向上だけでなく、生産期間の短縮や検査費用の圧縮にも有効です。

結果が基準設定以下の場合は直ちに対策を検討して、現場と共有することで改善します。

 

【試験器機紹介】デジタルフォースゲージ

  1. どんな試験が出来るの?
  2. 主に引張力、耐荷重の試験で使用します。

 

引張力試験例

キーホルダーのチェーンを破損するまで引張強度を測定します。

バッグなどに取り付けられたキーホルダーが突起物に引っかかって外れる力などを想定して負荷を設定します。

 

耐荷重試験例

エコバッグに重りを入れて耐荷重量を測定します。

内容量(容積)や用途により、重りと試験時間を設定します。一定時間、吊り下げ放置して本体、持ち手部分に変形、破損、ほつれが無いことを確認します。

 

これらの試験はお客様よりご要望があれば材質や仕様を考慮して独自の基準設定をご提案させて頂く事も可能です。