コラム | マスク貿易についての注意点

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昨年はコロナウィルス感染防止対策の影響でマスク不足が深刻な問題となり、大量の海外製マスクが日本に輸入されました。

そこで今回は中国からマスクを輸入する際の注意点をお届けします。

中国では世界的な特需により普段はマスクを生産していない工場での生産が増加した結果、多くの粗悪品を世界中に輸出して問題になってしまいました。

そのため中国政府は対策としてマスク輸出時に下記の書類提出を義務化しました。(2021年6月時点)

 

■合格证  ⇒ 中国政府の定める規格の合格証明書

■检测报告 ⇒ マスクの試験報告書

■营业执照 ⇒ 生産工場の営業許可証

■共同声明 ⇒ 輸出入者間の取引合意書

 

これらの書類提出が出来ない場合は製品が完成しても輸出することが出来ませんので発注前に確認が必要となります。

またマスクは輸入品目上では紡織用繊維製品の雑貨扱いとなるのですが医療用の場合は輸入申告時に医療用マスク基準適合品である証明書の提出が必要となります。

非医療用は本証明書の提出不要ですが外装カートンや内箱に非医療用(not medicalなど)と明記することをオススメします。

余談になりますが「マスクの試験報告書」とは中国国家標準規格【GB】適合試験の事で日本産業規格【JIS】と同じようなものとご理解ください。これについては別の機会があればご説明したいと思います。

弊社でご提案するマスクは上記を全てクリアした製品となりますので安心して、お問合せください。

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株式会社パルック/企画営業部

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