コラム|まもなく「防災の日」……防災対策について考える

まだまだ暑い日が続いていますが、8月も間もなく終わり。暦の上ではすでに秋ですね。

 

その初日、9月1日は誰もが知っている「防災の日」。

しかし、以前はただ知っているというだけで、特別に防災意識を持ったことはありませんでした。

関東大震災は小学校の教科書の中のことでしたから。

 

私たち……現在仕事を持っている世代が防災を意識するようになったのは、阪神淡路大震災または東日本大震災からではないでしょうか。

関東在住の私は、阪神淡路大震災の時は何も被害はありませんでしたが、関西在住の友人の安否が気になるものの連絡がなかなか取れず、ただただ無事を祈ることしかできませんでした。

また、当時勤めていた職場は営業所が全国にあり、東京の男性社員が関西に赴き、避難所を歩き回って社員の安否を確認したと聞いています。

 

そして自分自身も恐怖を体験した東日本大震災。あの時の恐怖を忘れることはありません。

弊社でも、今後起こるかもしれない災害に対しては、どう構えて、何を準備しておけばいいのかを本格的に考えるようになり、

数年前より災害時の食料や水、毛布や簡易トイレ等の防災用品を備蓄するようになりました。

また、全社員に防災セットとヘルメットを支給していますし、

災害時に弊社にいらっしゃったお客様の分として余分に用意して災害に備えています。

 

さらに、現在弊社が入っているビルは年に一度、消防署の指導のもと、全体で防災訓練を行っています

(昨年は新型コロナウイルスの影響で中止となってしまいましたが)。

避難時の点呼や社員の安否確認、初期消火のやり方、救命訓練およびAEDの使い方等、多岐にわたって学んでいます。

 

災害時の対応等については、今は簡単に調べられます。

でも、災害時にそれをスムーズに実践できるかといったら、慌てたりパニックになったりしてしまって、たぶん難しいのではないでしょうか。

日頃から常に意識しておくことが大切だと思います。

 

非常食セット他