コラム|コロナ禍の生産管理

 

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最近も新たな変異株の発生があったり、まだまだ予断を許さない状況が続いているコロナウィルスですが

近年はコロナ禍によりライフスタイルや働き方にもさまざまな影響が出ています。

弊社でも海外出張自粛やリモートワーク導入など大きな変化がありました。

今回は生産管理体制についてご説明します。

 

■コロナ前の生産管理体制

・生産前の工場監査

・生産中の立会検品

・出荷前検品

・国内受入検品

 

↑コロナ禍で海外出張が困難な状況になり生産管理体制の見直し、強化を実施しました。

 

【コロナ前より導入済み】

■不良予測シート作成

あらかじめ不良が発生しそうな箇所を予測してお客様、生産工場と共有して対策します。

画像や動画を使用してお互いに理解しやすい資料作成が重要となります。

国内第三者試験機関と連携して専門的な意見を取り入れることもあります。

 

【コロナ後より導入】

■段階的検品

量産を初期(20~30%)/中期(40~60%)/後期(70~80%)/出荷前(90~100%)に区分して検品を実施します。

ほとんどAQL(抜き打ち)検品が多いのですが、生産数量や条件により全数検品も可能です。

 

主な検品方法

・第三者機関による全数検品およびAQL(抜き打ち)検品

・日本に生産品を発送して国内検品

 

■オンライン生産管理

・現地担当者と週に1~2日、オンラインミーティングを実施

・協力会社や第三者機関、検品会社による生産前工場監査/生産中立会検品/出荷前検品にオンライン参加

 

オンライン生産管理導入当初は現地立会と比較して製品の詳細や質感などの確認が難しかったり、現場のネット

環境が不安定だったりと思うようにいかないことも多々ありましたが、トライ・アンド・エラーをくりかえして

現在は社内独自の管理体制を構築しています。

 

弊社では厳しい状況の中でもお客様へ安心安全な商品をお届けする為に日々、創意工夫をして生産管理を行っています。

まだまだコロナ禍の終息が見えない状況ではありますが、海外生産をご検討の際には是非、ご相談ください。

 

【問い合わせ先】

株式会社パルック/企画営業部

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