みなさんは光の芸術家と呼ばれている「ゆるかわふう」さんをご存知でしょうか?
主に建物などの断熱材として使われている「スタイロフォーム」という素材を削り、背面から光を当てることで、まるで絵が浮き上がっているように見えるという「光彫り」という新しいオリジナル技法で作品を制作されている芸術家さんです。
以前テレビ番組で紹介されているのを見たことがあり、興味があったので展覧会に行ってみました。
どういう仕組みなのか自体はテレビ番組の中で紹介されていたので、まぁ立体的に見えるんだろうなぁ…くらいにぼんやりと想像していたのですが、実物を見ると想像を超えるとんでもない立体感にビックリしました。大きな作品のサイズ感にも圧倒されます。
白く見える部分ほど光を多く通すために深く彫られており、影の部分が飛び出しているため、近づいて見ると頭の中のイメージと凹凸が逆になっていて、脳がバグりそうな感覚になるのが個人的には面白かったです。
テレビや画像では実感しづらい表現方法だと思いますので、お近くで開催された際はぜひ訪れてみてください!