『ソーシャル・ディスタンス』

もうすっかり定着してしまった言葉ですね。

正しい英語表記は〝SocialDistancing(ソーシャルディスタンシング)〟

「ディスタンス=社会的距離」「ディスタンシング=物理的距離」学術的には大きな違いがあるらしく、

WHOは意味を明確にするために〝PhysialDistancing(フィジカルディスタンシング)〟

と、現在は言い方を改めているようです。

 

さて、最近読書をしていて面白かった話を紹介しましょう!

『京都には<相手が二歩近づけば二歩さがる>という古都ならではの習わしがあるらしく、千年もの昔からソーシャル・ディスタンスが根付いていた土地なのだそうです。いちげんの観光客であっても、お店の人は愛想よく接してくれる。しかし、それに甘えて厚かましい事を言ったりしたりすると、たちまちピシャリと戸を立てられてしまう。』

なるほど、いかにも京都らしい。かの地には何度も足を運んだ事がありますが、その辺の雰囲気を何とはなしに感じることがあったような?なかったような?

『また、金沢あたりだと<相手が二歩近づけば一歩さがり(二歩さがらないのがミソ)>、進取の気性に富んだ富山では一歩前へ出るかもしれない。また、地方によっては<相手が二歩近づくと三歩さがる>ところもあるだろうし、二歩前へ出るところも・・・』

東北は???とか、関西は???九州は???、ソーシャル・ディスタンスにも、それぞれのお国柄が反映するのかもしれません。

 

コロナの流行も漸く終息に向かい、しかしコロナが残したものは、そう簡単には消えないような気がします。

戦後長く続いた大都市への憧れも徐々に薄れ、満員電車での通勤通学も、一つの鍋を皆でつつき合う慣習も、

昔話のように語られる時代が来るのでしょうね。

 

ここ何年かは「アベノマスク」「副反応」「オミクロン株」etc

と、流行語はコロナ関連の言葉が大多数を占めたように思われます。

しかしながら2023年においては、侍ジャパン⚾のWBC制覇に始まり、アカツキジャパン?

での五輪出場権奪取と続き、現在ブレイブブロッサムズ?が熱い戦いを繰り広げております。

そして何より、阪神タイガース18年ぶりのリーグ優勝!さらにオリックスとの59年ぶり関西決戦[仮]!

今年の流行語大賞は、ひょっとして〝アレ〟ですかね・・・